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「永遠の0(ゼロ)」を読んで [読書]

先月、職場が移転になり通勤時間が1.5倍にのびてしまった夫。
通勤時に例のブックカバーをつけて文庫本を読むのが日課です。
最近読んだ本は坂井三郎著「大空のサムライ」などの戦争もので
零戦つながりで読んだ別の本をわたしに薦めてきました。

永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫



恥ずかしながらまったく知らなかったのだけど
ミリオンセラーで大人気の本なのですね。
映画化も決まっていて来年公開とか。

「これは読みやすいから、君も読んでごらん」と言われて
まずは児玉清さんの解説を読んでから本文を読みました。

途中で何度も泣いてしまい、すっかり目がはれぼったくなって困った。
フィクションとノンフィクションが織り交ぜられているので
出てくる登場人物に実在の人も多数います。
ちょうど「写真・大空のサムライ」という本が手元にあって
実際の写真を見て、また泣いて・・・。

先日見たBSの戦争ドキュメンタリーともダブってしまい
わからないながらも思いを馳せては、いろんな感情で涙がとまらくなってしまいました。
悲惨な戦場からなんとか生還した人たちが
今では80代、90代になっていて
すっかり好々爺といった雰囲気で佇みながらも
「戦争のことは忘れたくても忘れられない」
「家族にも話していない、話せないこともたくさんある」
と言って涙ぐんでいました。
こうして実際の話を聞けるのも、あと少しかもしれない。

カスタマーレビューを見たら
今現在で420件もあって、圧倒的に高評価が多いなか
低評価の人の意見を読んで納得するところもあった。
辛口すぎる意見や見当違いなことを書いている人もいたけど
あくまでも小説ですから。
戦争を知らない人が戦争のことを考えるきっかけとするには
わかりやすくていい本だと思う。
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晴“走”雨読 [読書]

天気予報に雨マークばかりが並んでいます。
ずーっと雨ではなく、かなり激しく降ったり止んだり。
気持ち的にはかえって落ち着きません。

自分が読んだ本の紹介を別ブログでやっていたのですが
もともと乱読派で並行して何冊か読むことも多くて
(ようするに面倒になってしまって)
そのブログは1年くらい放置してありました。
久しぶりにのぞいてみたら、
・・・荒らされてました。
何がおもしろくて変なコメントを入れるのか?
理解に苦しみますなー。
なので、本の紹介もこちらに書かせていただきます。

おもしろかった本、気に入った本に出会ったとき
同じ著者の本を続けて読んだり
参考文献にあげられている本を読むことが多いです。
そうすると次に読みたい本が数珠つなぎになって続いていきます。
それとは別に。
たまたま手にとった本がおもしろかったとき、これはかなり嬉しい。

何度か紹介している旧暦本の著者が薦めていた鴨長明「方丈記」を探すため
図書館の日本文学コーナーに行ってみると
「三島由紀夫と司馬遼太郎」という本が目に入りました。
何の気なしに本を開くと時間も忘れて読み入ってしまい
借りて帰ってから、またゆっくり読みました。

著者の松本さんは作家であり評論家。
三島由紀夫と司馬遼太郎という同時代を生きていた二人の作品について
それぞれの評論は書いていたものの、この二人を対比させることはなかった。
ある発見から三島と司馬を並べてみると何もかも対立しているようで
でも戦後の日本についての二人の想いは似ていた。
そこからこの本が生まれているのですが、興味のある方はどうぞ♪

評論文というとどうしても受験の現代文を思い出してしまうのですが
この本は歴史のこと、著者のエピソードなどもまじえて紹介されていて
おもしろく読みやすいです。
なにより二人の作家や歴史上の人物たちの人となりが垣間見えて
すべての人が愛おしく思えてきます。



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